完売御礼!! 6.9ディファ有明大会、全チーム優勝の自信あり!! &7.16QUINTET.2開催発表!!

6.9「QUINTET FIGHT NIGHT in TOKYO -Light Weight Team Championship-」の直前記者会見が都内で行われ、全選手が登場。各チームが優勝の自信ありと言わんばかりのコメントを残した。全席完売の中で行われる軽量級日本一決定トーナメントの行方やいかに?

FN Tokyo '18

6月8日、都内にて、「QUINTET FIGHT NIGHT in TOKYO -Light Weight Team Championship-」(6月9日、ディファ有明)の大会前日会見が行なわれた。

今回はチーム総体重規定を360kgとした軽量級のトーナメント。前回同様4チームで団体戦・抜き試合の闘いが繰り広げられる。一回戦の組みわせはTEAM CARPE DIEMvsTEAM TOKORO PLUS α、TEAM U-ZUKIDOvsTEAM HALEO。会見では、それぞれの一回戦のチームオーダー(出場順)が発表された。


TEAM CARPE DIEM
先鋒:杉江“アマゾン”大輔
次峰:デヴィット・ガルモ
中堅:松本義彦
副将:世羅智茂
大将:岩崎正寛

TEAM TOKORO PLUS α
先鋒:伊藤盛一郎
次峰:今成正和
中堅:所英男
副将:小谷直之
大将:矢野卓見

TEAM U-ZUKIDO
先鋒:佐藤光留
次峰:井上学
中堅:濱岸正幸
副将:ビクター・ヘンリー
大将:中村大介

TEAM HALEO
先鋒:徳留一樹
次峰:金原正徳
中堅:ホベルト・サトシ・ソウザ
副将:小見川道大
大将:宮田和幸

会見の冒頭で挨拶した大会プロデューサーの桜庭和志が「日本トップのグラップラーが集まったと思います」と語ったように、柔術、MMA、さらにはプロレスリング(UWF系)とハイレベルかつ多彩な選手が出場する今大会。初参戦となる強豪柔術アカデミーCARPE DIEMの面々は「何人も倒すつもりでいます」(ガルモ)、「メンバーみんな強いので(大将の自分は)初戦は仕事がないかなと思います」というほど自信満々。対するTOKORO PLUS αは所、今成、小谷、矢野の「ZST4兄弟」に伊藤を加えた“極め重視グラップラー集団”。所が「チームを作ることになって、真っ先に思いついた」メンバーだという。伊藤が「ポイントを気にして闘ったことは一度もないので」と言えば、足関節技の使い手として世界的に知られる今成も「とにかく極(き)めます」と一本へのこだわりを口にした。そんな中、小谷は「大将の矢野さんまで回さないのが作戦」とコメント。矢野によれば「自分は大将やりたくなかったんだけど」とのことで、チーム内で大将を押しつけ合う「責任逃れ」が発生した模様。

UWFの流れをくむ選手たちを集めたU-ZUKIDOは、キャプテンの中村曰く「我ながらいいメンバーが揃ったと思います。それぞれが個性を出して大暴れして、優勝します」。パンクラスに所属しながら、現在の主戦場は全日本プロレスである佐藤は「総合、グラップリング、プロレス含め、今回出る選手で一番多く人前に出ているのは自分。ルール、技術はいろいろありますが、そのタフさで勝ちたい」と言う。ちなみに佐藤は「QUINTET」終了後、プロレスの試合のために車で名古屋に向かうとのこと。また一回戦の先鋒戦で徳留と対戦することに「非常に興奮している」という佐藤は「今日は寝ないで練習して試合に臨みたい」と独自のスタンスを語った。

TEAM HALEOは柔道、柔術、レスリング、MMAと幅広いジャンルのメンバー構成。特に世界レベルの柔術家・サトシの参戦は大きな話題だ。それぞれに個性があるだけに「得意な形にこだわりながら、チームの優勝に貢献したい」と小見川。金原は「素晴らしいメンバーなので伸び伸びやりたい」、サトシは「自分たちが一番強いチーム。ベストなショーにしたい」と意気込みを語った。

話題性豊富な大会とあって、チケットはすでに完売。この会見では、次回大会の開催もアナウンスされた。ナンバーシリーズ第2弾となる「QUINTET.2」で、7月16日に大田区総合体育館で行なわれる。この大会には桜庭チーム、石井慧のチーム、さらにエディ・ブラボーがメンバーを選出するチームも参加予定(ブラボー自身は出場せず)。他にも「前回のPOLARISのように、世界には強い選手がたくさんいる。ネームバリューにとらわれずにいい選手にでてもらいたい」と桜庭。また10月にはアメリカ・ラスベガス、12月にはイギリス・ロンドンでの大会も開催予定。明日の大会では、アマチュア大会に関しての告知もあるという。試合だけでなく「カテゴリーとしてのQUINTET」も今後、拡大していきそうだ。

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(リポート/格闘技ライター・橋本宗洋)