3.12QUINTET FN6試合後のコメント!

3.12QUINTET FN6で闘った選手たちの試合後のコメントです。

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FN6

TEAM CARPE DIEM

——試合の感想をお願いします。

SARAMI チームで闘ってすごい楽しかったです。以上です。自分の試合のことはみんながいてくれたので楽しく闘えたかなと。

守脇美友(以下、守脇) 今回初めてのチーム戦ということで、自分がちゃんと役に立てるのかなと不安があったんですけども、みんなが一緒に闘ってくれたおかげで一人で闘うよりも頑張れたと思います。チーム全体で勝てて良かったです。みんなと勝ててよかったです。

石黒遥希(以下、石黒) チーム戦ということで周りのメンバーがほんと強い選手で何も不安なくみんながもし抜かれても抜いてくれるだろうぐらいの気持ちでいけたので、自分もガンガンいくことができました。優勝できてよかったです。

内山裕規(以下、内山) 今日はこのチームは一番バランスが良かったと思うんですよね、なので作戦どおりといえば作戦どおりだったと思います。みんな練習をずっと頑張ってきてたからそれが出たのかなとは思います。すみません、一人だけ体重オーバーしてみんなあわせてくれてありがとうございます(笑)。それだけ役に立ってよかったです。

菅里実 チームということで、一人でやるよりもみんながいて心強くて自分もしっかり役割を果たせたので。ただ、みんなが強すぎてもうちょっと試合がしたかったです(笑)。

——石黒選手は前から女子大会出たいという希望があって、それが実現して優勝できたということでいかがですか?

石黒 もうなんていうか、嬉しい以外ないですけど、なんていうか、今回2回とも同じチームとの対戦になったので次は違うチームとも対戦してみたいというのはあります。

——内山選手、決勝まで力を溜めて出てきたと思いますが、どこまでいってやろうと思っていましたか?

内山 カロリーナで分けようと思ってたんですけど、ほんとは。坂元さんを極めるのは逃げるのがうまかったなと。私も元々2月末に試合があって、実質ノーギの練習ができたのが9日間くらいだったんですよ。その中であそこまでできたんだから3人いけばまあいいかとなってしまったのはありますね。次回はもっとノーギの練習をするんで、ほんとは全部抜きで行きます! 体力的に体重重いので4分で決めるのはマジ辛いと思いました。

TEAM CARPE DIEM

TEAM Fairtex

——試合の感想をお願いします。

岸田蘭音(以下、岸田) 楽しかったです。普段一緒にチームとして闘うことがない人たちとこうしてチームを組めて3試合もできてすごく楽しかったです。一番印象に残っているのは遥希(石黒遥希)ちゃんとの試合で普段から仲良くて試合することになって今までチョーク決めたことなかったんですけど、極められて短期間だったんですけど練習してきてよかったなと思いました。

吉田綾子 ノーギの試合初めてだったんですけど、練習自体も今回のことが決まって3週間くらいで仕上げてきたという感じだったんですけど、思ってるより楽しめてまたノーギの試合をこのメンバーで出たいと思いました。

カロリーナ・デ・アモリン・クワハラ 一番試合をしたチームですごく楽しかった。いっぱい試合できてよかった。私も初めて道着なしで試合をしたんですけど、思ったより楽しめました。試合は思ったよりうまくいかなかったかもしれないです。またやりたいです。誘ってください。

ジュリアンナ・ラウレンティーノ 思ったより楽しくて色んな帯の人たちと試合ができたから、いい経験になりました。

坂元和子 まずは本当に楽しくて、チームの中の人がいい人で彼女たちと一緒にいたから楽しかったんですね。でも最初のやってはいけないことをやってしまって失敗したんですけど、チームが2回戦もちゃんとやってくれたので、決勝戦出れたのがすごく嬉しかったです。

——柔術の個人戦とはだいぶ違いますか?

岸田 そうですね。やっている途中にチームのみんなが声をかけてくれたり、自分が負けても次がいたりして負けても勝負が終わりじゃないので。

TEAM Fairtex

TEAM Coroblock

——試合の感想をお願いします。

小生由紀 ホントは一人目から抜いて次に繋げたかったんですけど分けることしかできなくて悔しいです。グラップリングが好きで憧れてた舞台だったので、すごく楽しかったのと悔しかったです、やっぱり。優勝したかったので。

 

藤野恵実 悔しいです。でもオーダーは完璧でした。私が抜いて次で分ける予定だったんで抜けなかったですね。そこが誤算でした。相手選手はよく動くなと思っただけで怖さはなかったです。あと腕柔らかいなと思いました。

柳仙香(以下、柳) そうですね、カロリーナ選手マジで強かったです。マジであの並みの男性の力じゃないですねあれは。男性の力よりもっと強いですね。ちょと味わったことのない引き込み力で、私もけっこうフィジカルは強いほうなんですけどあそこのガードから全く逃げられずに地獄でした。

——指導を2回取られた時に焦らなかったですか?

 全然。最初から指導もらっていいんですよねって皆さんに確認をとっていたので、最初から引き分け狙いでやっていたので。ちょっと見る側には面白くない試合をしてしまったんですけど、(カロリーナ選手は)強かったです。

WINDY智美 取られました私は。唯一このチームで。みんなが頑張ってくれて引き分けてちょっと一本取りにいく気持ちはあったんですけど、一本取られちゃったから端さんに負担をかけてしまったなというのはあるんですけど。でも、端さんがその分頑張ってくれて、チームってありがとうって感じですね。一人じゃできないから。

端貴代 前回アマチュアの時に大将戦まで持ち込めなかったのでどうしても大将戦までいきたいなという気持ちがあって、今回大将まで闘うことはできたんですけど、自分がちゃんと勝てなかったというのはすごく悔しくて、なんか情けなくて次の試合に一本どうしても取らないと気持ちが収まらないという感じですかね。(岸田選手は)クローズじゃなくオープンで攻めてきてくれてたのに自分が思い切りアタックしていけなかったのが本当に課題だなぁと思いました。もう1回やりたいですね。

——藤野選手、総括をお願いします。

藤野 みんな素晴らしい仕事をしてくれたと思います。このチームで闘えてよかったです。ただ、悔しいです!

Special Single Match

世羅智茂 中村さん強かったですね。めっちゃ極めにくいタイプの人ですね。一番柔術家が苦手なタイプじゃないですかね。一番やりにくいですね。でも、予想通り最初のポジショニングは思ったより雑というか甘かったんでそこでちょっと削って削ってすぐに極めにいかずに、相手を削ることを意識してやっていきました。(こういう技で極めようというプランは?)そういうのは全然なかったです。技とかはこだわってなかったので。極めにはいったんですけど、やっぱ極めにくかったですね。コントロールはしてたけど、ああいうタイプはなかなか練習相手がいないので、対策とかがしにくいですね。次にやるとなっても僕はやることは一緒ですね。だいたいの柔術家は嫌だと思いましすよ、中村さんみたいなスタイルは。ポジションにこだわらないので。ポジション取りに行きすぎて疲れて後半バテたところ一発で極められるっていうのはありえるかなと思ってたんですけど。(QUINTET FN5より久しぶりのQUINTETでしたが)一本勝ちしたかったですけど、でもまあ勝てたのはとりあえず嬉しいですね。指導が入る感じじゃないというか、常に動きは見せられたかなと思います、極められなかったけど。

世羅智茂

中村大介 もう世羅選手が強いのは分かっていたんで自分がどんだけやれるのかっていうのが楽しみではあったんですけど、あんまり攻められなかったですね。自分なりのやり方で壁を超えたいなとは思っているんですけど、世羅選手が強かったんでそれをどうにかしないと、課題をすごくいただいたと思って今後のまだまだ自分は寝技は始めたばかりなので10年、20年かけて極めたいですね。自分のグラップリングというか自分のプロレスリング道を極めたいですね。そのきっかけというか、現状を教えていただけたので世羅選手ほんとに強かったです、かっこよかったです。(世羅選手は中村選手はやりづらいタイプだと話してましたが)それはそうですね、それはすごく感じているので。一瞬の隙を逃さないスタイルなんですけど、(世羅選手は)隙はなかったですね。もっと色々研究して隙を作れるように。でも、今日もほんと楽しかったです。もうQUINTETは楽しいしかないんです。一本取られようが、取ろうが優勝したら嬉しさがプラスされて思い出になるんですけど、とにかく桜庭さんが考えたこのルール、自分もそのUWFの流れをくむ人間なので、本当に楽しくて、広がって欲しいですね。QUINTETは見てる人も絶対面白いと思うので。あと8分間しのぎ続けただけですけど、動き続けてまだそんな体力の衰えも感じないですし、40歳になったんですけど、まだここからが全盛期だと思っているんで、まだ全盛期すらなってないし、始まってもいないのでこれから全盛期を迎えたいと思います。

中村大介

Special Iron Man Match

鈴木和宏 エキシビション闘ってみてSAKU Jr.選手が大学4年生だと聞いていて、グラップリングやり込んでいたわけじゃないのでそこまで強いんだろうかという気持ちはあったんですけど、やってみてめちゃくちゃ強くてキムラ、グレイシーハンターと呼ばれる桜庭さんのキムラを受け継いでいるなと思いました。(鈴木選手も一本取りましたが)そうですね。執念で膝十字を狙ってなんとか、やられっぱなしで終わらなくてよかったです。

SAKU Jr. 楽しかったのもあるし、めちゃめちゃ緊張したのもあって、もうあの途中から身体中パンパンになっちゃってヤバかったですね。強かったです。本当は(自分が)柔道だと聞いていたはずなんで足関を頑張ってて足関を極めたかったんですけど全然無理でしたね。腕がらみ入ってよかったです。(極めた技はお父さんから習ったものですか?)いや、自分で!

桜庭和志 いい試合でした。特にはないですけど。

——SAKU Jr.選手、途中足を痛めていたように見えましたが大丈夫でしたか?

SAKU Jr. はい、大丈夫です。たぶん頑張って耐えてたからつっちゃっただけだと思います。

——SAKU Jr.選手、目標として「お父さんを超える」とおっしゃってましたが。

SAKU Jr. 言いましたね。それは格闘技だけじゃなくて色々ひっくるめてですね。

——お父さんの試合は見ないですか?

SAKU Jr. あんまり見ないです。ちっちゃい時は見ましたけど。

——NOAHでチャンピオンになったりしましたが。

SAKU Jr. 自慢されました。

桜庭和志 僕のことを自慢したんじゃなくて、杉浦さんのことを自慢したんです。タッグパートナーの!

——あくまで今日はエキシビションで出場されて今後も就職をされるということですが、昼はサラリーマン、夜はマスクマンみたいな。

SAKU Jr. ちょっとカッコいいですね。でもたぶんやらないと思います。

——今後、QUINTETみたいな一年に1回出たりとかは考えてないですか?

桜庭和志 (鈴木和宏選手に向かって)甘いよね。甘いよ。

SAKU Jr. そうですね、そんな甘くはないと思います。たまに練習をしてるぐらいじゃあんまり勝てないんで。秘密に練習してるかもしれないです。

Special Iron Man Match

Opening Fight

丹羽怜音 極めたかったというのはありましたけど、極められなくてそこは反省しなきゃいけないところ色々あるんですけど、とりあえず勝てて安心してます。QUINTETはルール的に極めを狙わなきゃいけないルールなので試合もアグレッシブにいけて内容的にはガンガン攻められたので面白い試合にはなったかなと思うんですけど、極めなきゃいけないルールなので極められなかったのが残念です。また機会があればぜひQUINTET出たいですね。次回出た時はしっかり極めたいと思います。チーム戦もやってみたいですね。普段はチーム戦に出るという機会がないんで新鮮なんでやってみたい気持ちはすごくあります。

丹羽怜音

長野将大 QUINTETは楽しかったです。こんな大きい舞台でやらせてもらえてよかったです。(丹羽選手は)バックキープの力がすごかったですね。全然逃げられなくて。(所英男選手からは?)思い切り楽しんでくださいと言ってもらって。作戦とかもちょっと色々言ってはもらえたんですけど難しかったですね。またチャンスがあれば出たいですね。今回チャンスもらえたんで、桜庭さんと所さんに感謝してます。

長野将大

桜庭和志プロデューサー総括

桜庭和志(以下、桜庭) 決勝戦はカルペが強かったですけど、ずっとモニター見てて一番辛いのはTEAM Fairtexっていう。あれはあれで3試合目だったんで、もしかしたらオーダー順が変わったらもしかしたら結果も変わったかもしれないですけど、途中僕ちょっと外してたんですけど、一発失格があったんですよね? それがもったいないなと。それがなければ逆転してたかもしれないし。巴戦も面白いですね。最後の最後正直Fairtex頑張ってくれっていうのはありましたね。別にカルペチームが嫌とかいうのではなくて、今日の流れ的にこれでFairtex勝ったらめちゃくちゃおいしいなぁっていうのは思いました。

——QUINTETは流れでお客さんの気持ちが動かされる要素が多いですね?

桜庭 そうですね。はい。あといつものトーナメントだと相手チームが決まってからオーダー順を決めますけど、今回はオーダー順を決めてから相手チームを決めるのでそれがまたちょっと違ってくるのかなと。闘い方が変わってくると思うのでそういう意味でもチーム戦は面白いなと思いました。あとワンマッチはうちの長男のやつもエキシビションだったんですけどまあまあ面白かったし。大介と世羅君のワンマッチも面白かったですね。一言言えば、世羅君の最後がタイミング悪かったなぁという。世羅君も大介もまた出て欲しいですし。

——女子については?

桜庭 10th Planetに出て欲しいですね。ガンドラム選手。あと10th Planetは柔術と言いながらも柔術じゃない闘い方をするので面白いですし。

——息子さんの試合は緊張しますか? それとも照れますか?

桜庭 正直言って、その後の「柔道部集合!」のセリフが頭にいっぱいいっぱいで、見ながらもセリフをずっと言ってましたね。自分の息子の試合を見ながら何度も「柔道部集合!」「柔道部集合! 22年間頑張りました」って繰り返してました。試合っていうより、喋るのに緊張しちゃって。


——プロレスvs柔術ってあおりもありましたが?

桜庭 僕はプロレスラーvs柔術っていうのは全く感じなかったです。あれが本当に打撃ありだったり、総合ルールだったり、プロレスルールだったりしたらプロレスラーvs柔術って分かりますけど。QUINTETは打撃がないんで特には大介vs世羅って感じでした。

——マッチメイクは毎回悩まれているかと思いますが?

桜庭 毎回毎回試合するたびにこの選手は次も出て欲しいなという目はつけておきますよ。今日もそうですし。何人か目をつけましたよ。日本最強チームを作って10th Planetとやりたいです。ブラジル系も強い選手がいると思うので、ブラジル系も呼びたいなあというのもありますし。ポラリスは男子しか出てないですけど女子も強い人いると思うので。ブラジル、アメリカ、イギリス、日本の4チームでやるのもありかなと。ワンマッチにはないハラハラドキドキや感動があったり久しぶりですけどやっぱり面白いですよね。また少しずつルールを変えて面白くなれば。

桜庭和志&SAKU Jr.

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