12月1日(日)、秋田県スポーツ科学センターで行われた秋田ねわざ祭の寝技セミナーはキッズを中心とした「親子で学べる柔術式キッズ護身術」、経験者と初心者を中心とした「ブラジリアン柔術体験会」、そして秋田の中高レスリング部の選手たちが参加した「トップアスリート強化セミナー」の3部構成で行われ、約160人の参加者たちで大いに盛り上がった。
指導陣も桜庭和志プロデューサーをはじめとして、中井祐樹ブラジリアン柔術連盟会長、早川光由トライフォース柔術アカデミー総代表、新明佑介日本ブラジリアン柔術連盟事務局長、そして前日行われたQUINTET FN4に出場したTEAM SAKURABAやTEAM PARAETRAの選手たちも参加。桜庭Pと中井会長が一緒に指導したり、中村大介選手と出花崇太郎選手の十字職人に同時に腕十字を学ぶなど、普段のセミナーではなかなか実現しない貴重な機会となった。
実際に初めて柔術を体験した参加者たちは「初めてなのにちゃんと教えてもらったとおりにやったら技がきちんとできるのが不思議だったし、面白かった。またやってみたい」「自分は医者なので身体の構造は分かるから技をかけているところを見ているとどんなところが決まっているのは分かっていたが、自分が実際に技をやってみたり、やられてみたりしてより理解が深まった。楽しいですね、ハマりそうです」などまず興味を持ってもらえる第一歩になったようだ。
中井祐樹会長のコメント
「秋田県だけに限らなかったと思いますけど、格闘技に触れたいという気持ちがほんわかとはしてますが伝わってきました。とてもいい機会でした。いつも道場に来る方や練習会に来る方を相手にしてますけど、今日みたいに体験してみよう、生涯スポーツとしてどうでしょう、というエキスポみたいなものですよね、それに参加できてよかったです。とても新鮮な気持ちでやれました。最後のレスリング少年たちにも自分の伝えたいことは伝えられましたし、またどこかで会える日を楽しみにしてます」
桜庭和志プロデューサーのコメント
「いろんな技を覚えられたと思うので、それを使えるかどうかは自分の形の中にどう組み込むとかを考えてやったらかなり変わると思います。レスリングだったらレスリングのルールに当てはまるか当てはまらないかは自分で考えたらスキルアップすると思います。自分だけでやるセミナーとまた違って他の選手たちが教えているのを見て僕も勉強になりましたし面白かったです」