11.30QUINTET FN4試合後のコメント!

11.30QUINTET FN4で闘った選手たちの試合後のコメントです。

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秋田ねわざ祭
TEAM CARPE DIEM

——1回戦の試合の感想をお願いします。

橋本知之 結構チームの中でも僕が闘った選手って強い選手だったんで、あんまり極められるとは思ってなくて。まあでも思ったとおりに試合できたかなと。次の崇太郎さんが極めてくれると信じてたんで。(自分が)極められずに次に繋げれればと。思ったことできました。(チャン・インソン選手の印象は?)映像はちょこちょこ見ていて知ってる選手で、だからまあ想像どおりで想像どおりに試合ができました。

山田崇太郎(以下、山田) 自分のコンディションが1回戦はあまりよくなかったんですけど、チームとして次に繋げるというか、決勝に向けたり、その試合に勝つ上でできるだけ相手を消耗させようという意識で試合に臨みました。(相手の印象は?)強かったです。

岩崎正寛 相手が大将で分けたり抜いたりしたら勝ちだなぁという試合だったんですけども、自分の仕事をこなすには十分な内容でちゃんとおえることができてチームを勝ちに導くことができたので満足です。

——決勝戦の試合の感想をお願いします。

世羅智茂 最初と2回目がうまくいきすぎて怖かったですね、逆に(笑)。まあ、一応あんまり喜びすぎないように1回勝っても冷静にいようって。次の試合にすぐ気持ちを備えたんで最後とられることなく3人止めてよかったです。(対鈴木戦について)最初の相手は速そうだったんで面倒くさそうだったんですけど、あんまり飛び十字やる人いないんでたぶんびっくりしたんだと思います。(時間が)短かったんでよく分からなかったです。(対出花戦について)2回目の出花さんは昔、柔術でやって負けててちょっとそのイメージがあったんですけど今回はうまくヒザ十字がはまって、まあ運もありました。それだけです。(対星野戦について)最後はすごい警戒していたんでかなり、なんかなかなか技がかかりにくかったんですけど、終始コントロールできて、あんまり無理せず攻めようと思ったんで。十分コントロールできてよかったです。

田村幸成 前で世羅君がバッチリ抜いてくれて後ろに崇太郎さんが控えてくれていたので、相手も副将で(一本を)とりにくるだろうというのは分かっていたんですけど自分は最低でも分ければいいかなっていうつもりでやったんですけど。やっぱりとりにはいきたかったんでとり合いになったらいいなと思いながら闘ってました。中村選手はポジショニングというよりは一本とりに来る選手でU系の選手で僕も柔術家なんですけどスタートはそっち系なので、極めあいっこは覚悟の上でやったんで。結果一本はとれなかったんですけど、最低限分けれてたので仕事はこなせたかなと思います。楽しかったです。

山田 ちょっと後ろに岩崎さんと橋本さんが控えていてこっちとしては安心して挑戦ができる、一本を取りに行きました。僕がコケても後ろが安心できるんで。(対福本戦ついて)もともと僕もMMAの選手で相手もMMAの選手で一緒に練習とか十数年前にやったことがあったので感慨深いものがありました。作戦がうまくハマって短い時間での決着になりました。

TEAM SAKURABA

——試合の感想をお願いします。

出花崇太郎 1試合目は先鋒戦は体重差があったんできっちり一本とって、次鋒で可能であれば勝つか引き分けという作戦だったんで。それはしっかり仕事できたかなと思ってます。(対塩田戦について)塩田選手は体重差があるんですけどすごいテクニカルでちょっとなかなか一本とるの難しいかなと試合中思ってしまったんですけど、そこで引き分けたりするとチームに不利になるのでちょっと頑張ってとりにいきました。(決勝戦の世羅戦について)疲れもありましたけど動きのある試合をしようとしたところでタイミングよく入られて、相手の選手の技も凄いキレがあったんでこれは逃げられへんかなという感じでしたね。

福本よう一 第1試合で出花さんがとってくれたんで正直、相手も軽量級だったんで、4分といわれたんでかたい試合で自分は後ろに任せればいいかなと思って引き分け狙いになっちゃったんですけど。(対本間戦について)ノーギの世界2位みたいでテクニックがあって体重差あるんですけど下から怖い感じがしました。(決勝戦の対山田戦について)気持ちで負けないっていったんですけど逃げられない形にされてとられてしまいました。強かったです。山田宗太郎選手は日本トップのグラップラーだなと思いました。

星野勇二 1回戦目の試合に関しては十字で一本取られてしまったんでチームの足を引っ張っちゃった形になったので、ほんと申し訳ない気持ちしかないです。(対樋口戦について)柔術家というのもあったと思うんですけど上手いというのと僕が1回戦目というのもあったかもしれないですけど、ちょっと浮ついてて反応も悪かったし、自分なりに作れなかったのでそれも反省だなと思ってます。2回戦目(=決勝戦)は僕自身が防戦一方という形で全くいいとこ作れずにもっと僕がそこでとりに行かなくちゃいけないという形ではあったんですけど、やっぱり蓋を開けると自分が防戦一方で何も作れてなかったなっていうのが僕の実力不足とまだまだやらなきゃいけないことがあるなと思いました。もう少し自分の普段やっている練習の形で攻めどころを作ったりしないといけないなっていうのもあったと思うので、試合でしっかり発揮できないのは自分の実力だと思っているので、もう少し練習どおり、試合でも活かせるようにこれからも頑張っていきたいと思ってます。

鈴木和宏 1回目の樋口選手が柔術の試合で対戦したことがあって、その時負けてしまっていて強い選手だというのはわかっていたので厳しい闘いになるのは分かっていたんですけども、ちょっと後ろに大介さんが付いているという安心感から自分なりにはのびのび闘えたかなと思います。(対樋口戦について)上からのプレシャーが強くて自分としてもそのプレッシャーを受けながら苦しい闘いだったんですけども、結果ドローということで凄い格上の選手だったんで自分ももっとアグレッシブに極めにいきたかったんですけども非常に強かったです。(決勝戦の世羅戦について)飛びつきの腕十字を食らってしまって気づいた時には腕を伸ばされてしまったので、そこは反省しています。世羅選手も腕十字がとても得意な選手だというのは分かっていて、強い選手だというのも分かっていたんですけども、対戦してみると非常に動きが軽くて強くて上手い選手だと思いました。

中村大介 大将戦同士の対戦で絶対負けられない中でしかも直前の鈴木選手が体重差ある中ですごい頑張ってて引き分けに持ち込んでくれたので、すごい燃えて絶対一本とってやるという気持ちでそれでちょっとかたくなってしまったんですけど。ちょっと指が目に入っちゃったりしたんですけど、勝てて良かったです。斎藤選手は総合では1階級下なんですけど、圧がすごくてテイクダウンも普通にされてやっぱり修斗のチャンピオンはやっぱりすごい強いなぁって。最後ケガさせてちょっと膝が鳴っちゃったんですけどもそんなひどくはないみたいなんですけどもそこはしょうがないんですけど、申し訳ないというのはあります。(決勝戦の対田村戦について)決勝は田村選手と行きの飛行機が隣だったんですけど、それで対戦相手で田村選手が出てきたんで、来た!って感じで。好青年というかすごくいい人だったので一生懸命ぶつかって楽しかったです。CARPE DIEMで練習している人なのですごく強くて、柔術の強い選手にプロレスの技をかけるのが夢なんですけど(笑)、ちょっと脇固めとかいけそうだったんですけど、ちょっと極められなくて残念でした。

TEAM K-TOP BJJ

チャン・インソン 惜しかった、作戦ミスだと思う。(オーダーの)順番も間違っていたと思うし、いい試合を見せるために最初にスタミナを使いすぎたのがミスだった。4分は短すぎた。(橋本選手の印象は?)4分を流している感じがしました。(QUINTETルールは?)面白かったし、柔術とは違うルールだからゲーム自体が早い展開になっていて作戦もいつもと違うように立てないといけないと思いました。もう一度ぜひやってみたいです。

チョ・ヨンスン 惜しかったと思う。(山田選手の印象は?)すごく強かったし、QUINTETのルールをよく分かっている感じがしました。またチャンスがあったらやりたいけど、もし道着で試合ができるなら山田選手ともう1回やってみたいです。QUINTETルールももちろんまたやってみたいです。

イ・ギョンソプ 惜しいのは惜しいけど負けてしまったのでチームに謝りたいです。(山田選手の印象は?)勝てればよかったけど、引き分けにしようと思って頑張ったけどできなかった。(また出たいですか?)もっと準備してまた呼んでいただけたら勝てるように頑張ります。

チョ・ジュンヨン 山田選手は力強いけど3戦目だったからか力がなかったように感じて守るような試合をしていた。自分も一生懸命攻めたけど山田選手は引き分けに持ち込もうとしているように感じました。自分自身は楽しく試合をしていたんですけど、もっと面白い試合ができたのではないかと思います。QUINTETルールは面白ったです、またやりたいです。

チェ・ワンキ 内容は惜しかったと思う。キャプテンとしてもっといい姿を見せたかったけどそういう試合ができなくて申し訳なかった。(岩崎選手の印象は?)技術的にもすごかったし力も強くてディフェンスがすごいと思いました。(QUINTETルールは)ポイントがないから自由に技ができてよかった。呼んでいただければいつでも出ます!

TEAM PARAESTRA

——試合の感想をお願いします。

塩田“ GOZO”歩 先鋒だったんで出花選手としっかり負けないっていうのがあったんですけど、最後腕極められて自分の敗戦がチームの敗戦に影響しちゃったのかなと思います。(出花選手の印象は?)そうですね、極めの力が強くて最後自分もバックで防御しようと思ったんですけどいつの間にか腕十字とられてしまってんで、相手はすごくうまかったなと思いました。(QUINTETの試合はいかがでしたか?)自分としても素晴らしい全ての環境が整っている中で組み技の試合ができて大変光栄です。ありがとうございました。

八隅孝平 次鋒戦で出て出花選手と指導3つで反則になっちゃったんですけど、正直もっとやれたかなと思います。ちょっとルールに自分のスタイルが適応してなかったのでそれを変えられるのか分からないですけど、次に出る時があったらもっと頑張ります。(出花選手について)相手選手がどうのこうのはあんまりないんですけど、とにかく指導3つ取られたのがショックで仕方ないです。

本間祐輔  僕は中堅で福本選手と対戦したんですけども、体重差が15kgぐらいあったんでちょっと相手の様子を伺いつつ引き分ければなという頭でいたんですけども。もうちょっと攻めて動きのある試合がしたかったです。(試合時間を4分にした理由は?)そうですね、極めきれる自信がそこまでなかったというのがあったので4分を選択しました。(福本選手について)福本選手、上からのプレッシャーが強くてなかなか返せず動きも展開も地味になってしまったんですけど、次回もしチャンスがあるならもっと面白い試合をしたいと思います。

樋口翔己 自分は副将で出場して最初の試合はクローズドガードから腕十字を極めたんですけども、自分の得意としている形がたまたまうまく入ったかなという感じですね。抜いて二人目の鈴木選手とやってパスしてしっかりおさえ込んでチャンスあれば極めようかと思ったんですけど、なかなかチャンスがなくて引き分けになって、もっとやれたかなという風には思います。(星野選手の印象は?)星野選手は最初の握手の時点で力強いなというふうに感じて、実際組んでみてベースが強いなと感じました。極められるか厳しいかなと思いましたけどうまく入れたかなと思います。(鈴木選手の印象は?)鈴木選手は1年ぐらい前にノーギで試合したことがあってそん時は一本勝ちできたんで今回も普通に一本とれるだろうなという思いがあったんですけど、今回やったら思ったよりすごい強くて正直ちょっとなめてた部分もあったんでパスできなくて強かったです。

斎藤 裕 大将戦ということでお互いの大将戦で勝った方がチームが勝つということだったんですけど、中村選手の得意な腕を警戒していたんですけどちょっと足を持って行かれてしまいかなり悔しい思いをしております。(中村選手について)サブミッション、関節を持っている選手なので、得意な形に入らせないようにしていたんですけどもとりきる力だったり気持ちの強さというか執念みたいなものはすごい感じました。

Special Single Match

ハイサム・リダ 思ったより相手の動きが速くて自分の得意な技何個かダメであんまりいいパフォーマンスじゃなかったと思います。(カイル選手の印象は?)思ったり速くて力も強かったし、自分の得意なパスも止められたけど、10th Planetはハイレベルな道場なんで驚くことじゃないです。相手は強かったです。リーチが長くて嫌だなと思いました。

カイル・チェンバース とてもいい経験だった。QUINTETルールはまだ学ばなければならないことがある。今回は自分に判定がつかなかったのはどういう技を選択した方が良かったのかとか勉強しないといけないと思った。(ハイサム・リダの印象は?)自分が勝ったと思ったけど、自分の方が攻めが多かった気がする。向こうがポジションをキープしてたことが多かったので僕が攻めていた気がする。違うルールでやっていればちゃんと誰が強いかわかるのではないかと思った。QUINTETのルールでは自分が使えない技がいくつかあってその部分はやりにくいところは少しあるけども、QUINTET自体はやっていて楽しいしもっと自分が選手としていろんな技を覚えないといけないこともあるから自分のためにはなると思う。また出るチャンスがあれば出たいと思います。

Special Iron Man Match

五味隆典 感想ですか、もう一年ぶりぐらいにお客さんの前でやらせていただいたんですけど、地方というか秋田で、QUINTETのマットはまた広くて素晴らしいイベントでしたね。新鮮な感じでした。(ルールについては?)まあ、ケガのないように早め早めにタップしなきゃいけない世代の方とかはやってってみても面白いと思いますね。キャッチが入ったところでタップして、また次のチャレンジってことで若い頃でしたら無理したことでも年齢と共に足を引きずる生活になってもしょうがないのでマスターズというかそういったのでいいと思いますね。試合の緊張感っていうのは誰しも味わっていきたいと思うので。(桜庭選手の印象は?)緊張しますね。スーパースターであり、レジェンドであるというか。日本の格闘技界を一番盛り上げた方っていう印象ありますしね。今でも格闘技そのものを愛されている方っていうので、勉強になるものがありますね。

所英男 そうっすね、いつもどおり動けていたんですけど、やられちゃいましたね。(1回極められても時間内は続くというのは気持ち的にどうでしたか?)1回負けてもまだあるんで。1回目ケガしないぐらい極められて逃げられないと思ったらタップして次に切り替えられるのでそれはちょっと新しい感じで面白かったです。なんかあれよあれよという間に終わっちゃったんですけど。(ミノワマン選手の印象は?)向かい合えただけで大先輩ですから嬉しかったですね。前からミノワマン選手大好きで試合させてもらって、アレやらせてもらえたんで。残念ですけど楽しかったです。できればまたやりたいです。ジオとかと橋本さんと長い時間でやってみたいですね。(5分間は短かかった?)あっという間過ぎたですね。ジオとか橋本さんとやってみたいなと思いました。このルールで。

ミノワマン そうですね、アイアンマンマッチのルールというのが1回極めたらだいたい終わるというのが今までのルールだったんですけど、気が抜けないというか。もう続けるしかないという状態でほんとアイアンだと思いましたね。(楽しかったですか? それともきつかったですか?)気を抜かないという気持ちですね、あと1回勝ってるんでそのまま行こうという気持ちだったり。気が緩くなるのが怖い。最後三角危なかったんですけど。(所選手の印象は?)いきなりタックルでくると思わなかったので、2回も取られたので予想外でした。(またこのルールでやってみたいですか?)今回は初めての体験だったのでこの先どういう形になるのかわからないですけど、また機会があればやりたいと思います。秋田のお客さんが入場した時からワーッという感じで期待してくれた感が伝わってきましたので最後一緒に盛り上がれて良かったです。

桜庭和志(以下、桜庭) 試合の感想は僕は疲れました。疲れますね。もうちょっと時間伸ばした方がいいかなと。どうしようかな。ちょっとルール変えた方がもっと面白いかなというのはありますけどどうしようかな。(五味選手の印象は?)四つの時とか結構圧力強かったですね。これは打撃あったらKOされるわ、って感じで。(観客も盛り上がってましたけど)ほんとですか? ミノワマンが一番盛り上げてくれたんじゃないですか。(TEAM SAKURABAについては?)残念でしたぁ。トーナメント全体はみんないい試合というか、動きのあって極めにいくのがみなさん分かってもらえて、秋田の方では柔術の道場が少ないということで分かってもらえるかなぁと思ったんですけど、分かってましたよね、少しは。また色々と勉強していきながら、ルールも弄りながら、面白くできればいいなと思います。(TEAM CARPE DIEMについて)強いですね。ジャイアンツですね。すごいと思います。イメージとしてはジャイアンツ。

————地元秋田で大会終わっていかがですか?

桜庭 ありがとうございますで、経験者じゃない人たちもきていると思うので、その人ちが分かってもらえればここから世界に発信できると思います。今本当に柔術は世界でも人口が増えてきて極めるっていう競技ですね、それが増えてきているんで秋田の方から発信できればいいかなと思います。やれば面白いんですよ。

————秋田でまた開催したいですか?

桜庭 それはあります。はい。具体的にはまだ決まってない。今決まっているのは次のラスベガスですかね。あとは12月末に僕はNOAHに出ますので、杉浦軍で。

————ラスベガスは?

桜庭 PRIDEっていうメンバーを集めたいんですけどね。

————3連覇のジャイアンツ(=CARPE DIEM)と10th Planetの試合はどうですか?

桜庭 あ〜、10th Planet強いですよね。僕、予想ではハイサム勝つと思ったんですよね。判定なんですよ。ハイサムがガッツリ極めると思ってたんですけどね。(判定が2-1でしたが)ギリギリだぁ。すごいですね、10th Planet。次、僕10th Planetに入れてくれと、ジオに言っときました(笑)。ジオは「OK! OK!」って言ってました(笑)。あの骨のラッシュガード着て、僕半袖が好きなんで半袖にしてくれないかなぁって。

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