QUINTETルール改訂で体重差のある試合では軽い選手が試合時間を選択できる!

QUINTETルールミーティングが行われ、QUINTETルールの一部改訂と新たな実験ルールとしてQUINTET鉄人ルールが導入された。

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秋田ねわざ祭

11.30QUINTET秋田大会を目前に控え、競技陣によるルールミーティングが行われ、ルールが一部改訂されることになった。

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これまで体重差のある試合は試合時間が4分一本勝負となっていたが、体重の軽い選手が8分一本勝負を選択することもできるように変更。基本はあくまでも4分一本勝負だが、軽い選手が自ら8分一本勝負を選択できればチームの戦略の幅も広がり、団体戦ならではの面白さがさらに増えることにつながるだろう。このルール改訂は11.30QUINTET秋田大会から実施される。

<変更前>

試合時間
8分一本勝負
4分一本勝負
(Regular Weightの場合は体重差が20kg以上ある場合。Light Weightの場合は体重差が10kg以上ある場合。Female Regular Weightの場合は 体重差が7kg以上ある場合)

<変更後>

試合時間
8分一本勝負
4分一本勝負
(Regular Weightの場合は体重差が20kg以上ある場合、Light Weightの場合は体重差が10kg以上ある場合、Female Regular Weightの場合は体重差が7kg以上ある場合は体重の軽い方が8分一本勝負を選択することもできる)

さらに、新たなシングルマッチとして実験的に導入するSpecial Iron Man Match(スペシャル・アイアンマン・マッチ)で適用されるQUINTET鉄人ルールについても話し合われ、以下のようにルールが決定した。このルールだと、たとえ秒殺で一本取られても時間内は試合が続行されるため、巻き返して一本を取り返すことも可能である反面、実力差がある場合は一方的に一本とられ続けられる可能性もあるという、選手側にとってはハイリスクな試合となる。

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そんなルールにプロデューサー自ら挑戦する桜庭と対戦する五味隆典や所英男、ミノワマンはどんな試合を見せてくれるのか、非常に楽しみだ。

QUINTET鉄人ルール
・Special Iron Man Matchで使用される
・試合時間は5分
・規定内にどちらが一本多く取るかを競う
・「指導」3回で一本負けに相当
・一本の数が同数の場合はドロー

今回のルール改訂がトーナメント戦にどんな影響を及ぼすことになるのか。非常に興味深い。

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