QUINTETの試合では試合中に片方の選手が指導を受けた場合、試合再開時はレスリングのパーテールポジションの状態から行われていた。しかし、パーテールポジション自体はもともとレスリングは背中をつけてはならないという前提のもとに作られたものなのでレスリングルールでは有効ではあるが、QUINTETの場合は背中をついても構わないため、上から攻める選手にとって有利でもなく、指導を受けた側の選手も不利でもないのではないかという意見が 7.16 QUINTET.2の大会後に行われたルール会議で議題に上がった。
7.16 QUINTET.2での桜庭VSリッチー・マルティネス戦でも指導の場面はあったが、リッチーはたやすく身体を回転させてポジションをチェンジしていた(Photo1~5)
そこで、競技陣が話し合った結果、パーテールポジションだけでなく、ポジショニングの選択肢を増やすことによりそれぞれ自分に有利なポジションから試合を開始できるのではないかということで、新たに2つを導入し、以下の3つのポジションから選べるようにルールを改訂することになった。
スタイルA

レスリングのパーテールポジション
スタイルB

相手の背中に対して直角に立つ位置から再開
スタイルC

カレッジスタイル(サイドから相手のお腹と腕をおさえてから再開)
「指導」を受けた選手は試合場中央で四つ這いになり、対戦相手は上から腰に両掌を置いた状態で、審判の合図により試合を再開する(レスリングのパーテールポジション)
<改訂後のルール>
「指導」を受けた選手は試合場中央で四つ這いになり、対戦相手は下記の3つのポジションのいずれかを選び、審判の合図により試合を再開する
A.レスリングのパーテールポジション
B.相手の背中に対して直角に立つ
C.カレッジスタイル
これにより、上から攻める選手は自分により有利なポジションから再開できることになるだろう。このルール改訂は9.23 Amateur Quintet.1より実施される。